公衆衛生

2019年7月25日

あなたは「公衆衛生」についてどの程度理解していますか? 人間社会の健康に関する諸問題に対して、集団的に対応することを公衆衛生といいます。 個人ごとに考えるものではなく、集合体として考えた時に市区町村や国などのレベルで改善していくための改善策を考えます。 例えば、生活習慣病対策だったり母子保健・食品衛生などはもちろん、公害対策や労働衛生なども公衆衛生に含まれます。 そう考えると、公衆衛生という言葉がいかに幅広い範囲に適用しているものであるのかがわかりますね。 実はこの公衆衛生についての歴史は古く、古代ローマで上水道や公衆浴場などの衛生状態の向上を図ったことがその原点になっています。 その後も8世紀に入りペストや12世紀のコレラなどの疫病が大流行しましたが、当時はどうすることもできませんでした。 これらの原因がはっきりと見えてきたのは15世紀の自由科学が頻繁に行われるようになった時代です。 それまでは死体を遠ざけておくことで感染症を予防できるともいわれ、今では考えられない方法で公衆衛生が行われていたのです。 日本で比較的新しい公衆衛生というと、「鳥インフルエンザ」や「アスベスト」「たばこ」などの問題があります。 または「重症急性呼吸症候群」で知られたサーズなども話題になりましたね。 日本では今まで公衆衛生については臨床・治療を行う医師が一番偉いのであって、その管理の下で必要だと思った時に行えばいいという考え方でした。 そのため公衆衛生の必要性についてはあまり議論されてきませんでした。 ですが時代はどんどん変化していて、感染症の疾患の種類も年々増えつつあります。 そのため今までの公衆衛生の考え方では対応ができなくなり、見直す必要性について考えさせられるようになりました。 保険システムの見直しや医療だけの視点から見るのではなく、地域のコミュニティなど幅広い面から、公衆衛生について考え取り組む必要性が問われるようになったのです。 健康的で文化的な生活は人間にとっての基盤となるものです。 それを守るためには、時代の変化に伴い、いろいろな部分の見直しが必要になってくるのかもしれません。

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