
ニート問題
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ニート問題とは?
ニートとは「15~34歳の求職活動も家事も通学もしていない無業者」のことをいいます。
もともとは若年層を対象とした政策の一環として導入されたものです。
2000年代以降に若者の雇用状況が悪化したことで失業率が高くなり、社会で認知される問題となりました。
最初からニートになりたくてなった人は少ない傾向にあり、一度大学を卒業し就職してから正社員として働いたのち何かしらのトラブルが原因でニートになってしまいます。
一度ニートになってしまうとなかなかもとの生活には戻れなくなってしまったり、社会からの疎外感や焦り、意欲の低下など人間としてのやる気に大きな影響を与えてしまうのです。
ニートになってしまう人たちにはこんな特徴もあります。
- 学校でいじめにあい登校拒否になってしまった
- もともと友達が少なく本音で話ができる相手がいない
- 社会に認められたいと自己承認欲求が高い
- 異性との付き合いが少なく経験がない
などニートの場合は自ら社会との関わりを遮断してしまいます。
急増している中高年ニートとは?
近頃は35~39歳の「中高年ニート」の割合も増えておりその割合は23.7%にもなると言われています。
若者の問題として注目されてたニートが今では中高年の割合が年々増加してしまっているのです。
そもそもどうして中高年ニートの割合が増えてしまったのかというと、高度経済成長期の頃に男性が就職して女性は家庭に入るのが一般的となりました。
ですが1990年以降リストラなどの人件費削減が行われるようになり、正社員に就職できない人が急激に増えてしまったのです。
ニートになると社会的にも影響してしまい、働き手や税金不足の原因となります。
一度ニートになってしまうと通常の生活に戻れなくなってしまいます。
生活を支える為のサポートや、今後就労していくたえの無料の職業訓練などサポートを強化する必要があります。
雇用環境が厳しい現代において、就労を促し相談できる場所を作ることで「もう一度頑張れるチャンスを作り出していくことが大切」なのです。
まとめ
ニート問題はただ就労を促すだけでなく、日々の生活をしっかりとサポートして誰もが自信を持って輝ける生活を作り出してイクことが大切です。
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