埼玉県立浦和高等学校様にてキャリア講演を行いました
2021年11月3日
2021年10月8日、埼玉県立浦和高等学校様でキャリア講演を行いました。
今回の対象は1〜2年生。キャリア講演プログラムの一環として、大人と子供の狭間にいる高校生が持つ社会への不安に対し「自分らしく幸せに働くには」をテーマに語らせて頂きました。
働くことに対してまだ想像しか出来ていない段階の高校生。
社会に対する不安を少しでも払拭できるよう、「幸せ」というわかりやすい観点でキャリアについてお伝えしました。
印象的だったのは、学生たちが真剣な眼差しで一生懸命メモを取っていたこと。
不安ながらも将来について真剣に考えている証拠ではないでしょうか。
高校生って、目の前のことを恐れずに思いっきり楽しめる貴重な時期ですが、内面では将来に対して少し不安に見ている部分もあるんですよね。
多くの学生は、いわゆる「敷かれたレール」に沿って大人になることに負の感情を抱いているようです。
「無難に生きればいいか」という人生を歩んで失敗する大人が多すぎる世の中だから。
こういう負の社会を創ってきた大人の責任でもあると感じましたね。
でも学生たちに伝えたいことはただ一つ。
「もっと視野を広げようよ」ということ。
労働環境や働き方について負の情報が多い現在ですが、それでも日本は十分生きやすい世の中です。
今回の講演が、前提として「どうやったらこの国の社会で生きやすいか」という話であったとしても、その選択肢は自分で選んで良いのです。
誰といたいか、どんな仕事がしたいか、その先にどんな未来があったら嬉しいか。
若く感性豊かな今だからこそ、そうやって視野を広げて自由に選択をして欲しいです。
行動してみると案外形になって軌道に乗っていくものですよ。
最後になりますが、chance makeはそうした若者の「キャリア」そして「人生」に伴走するために始めた事業です。
社会に出る時に自分らしさを持って良いスタートダッシュができる人が増えたら、学生たちに不安を感じさせる世の中を変えられるとも思っています。
今回のキャリア講演を経て、その思いがより一層強くなりました。
学生たちのあの真剣な目を思い出しながら、それを糧に今後もこの事業をより多くの人に広めたいなーなんて思った1日でした。